家庭菜園で多収の見込める作物 秋冬野菜編

こんにちは。清水園芸です。

今回はプランターや植木鉢で栽培可能、なおかつ長期収穫で多収な作物を紹介します。プランターや植木鉢を使わずに庭や畑で栽培すればさらに多く収穫できるので参考にしていただけたら幸いです。

目次

家庭菜園に適した野菜

家庭菜園は限られたスペースで栽培しなければなりません。夏野菜のトマトやナスのような生り物は、長期間にわたって収穫を見込めます。

一方で秋冬には生り物はなく、キャベツのような葉物が中心です。葉物野菜は一度収穫するとそれで終わりです。そのためコストや手間に見合わないということがあります。

せっかく植えるのですから、長期にわたって収穫できる作物を植えましょう。ここでは家庭栽培用にむいた野菜のポイントとして

・長期にわたって収穫できる野菜
・育てるのが楽な野菜
・1株でも満足度が高い野菜

という事を考えて野菜を選んでいます。これらを満たす芽キャベツ、なばな類、茎ブロッコリーを紹介します。

(1)芽キャベツ

芽キャベツは長い期間に渡って1株にたくさんの芽がつきます。株はどんどん上へ上へと伸び、葉と葉の間にキャベツのミニチュアのような芽がころころと付きます。

9月に植えつけて、収穫まで2カ月ほどかかりますが、うまくいけば春まで数か月も収穫ができます。葉の広がる幅と上へ伸びるスペースは比較的大きくなりますが、1株でも食べきれないほどの収穫ができます。

(2)なばな類(菜の花)

なばなは、葉っぱが茂った後、花を咲かせる為に伸びてくる花芽を折り取って食べる野菜です。肥料や水分が十分あれば、1株でもかなりの量がとれます。3株ぐらい育てると毎日食べられるでしょう。

なばなのうち、おすすめは以下の3種です。

・アスパラ菜(オータムポエム)

11~12月頃に収穫の早い時期の品種ですが、冬に凍らなければ初春まで収穫もできます。9月に植え付け、2カ月程度で収穫が始まります。

普通の菜の花のような苦みがなく独特の風味があり病みつきになる野菜です。

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・紅菜苔

中国発祥の菜の花で、紫色の軸の色が珍しい。9月に植え付けますが、収穫期はアスパラ菜より遅く、翌年の1月~3月ぐらいになります。

こちらも独特の風味があり、中国野菜なので炒め物に向いています。

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・のらぼう菜

埼玉などの伝統野菜で、菜の花類ではもっとも遅く4月頃まで収穫できます。非常に大株になります。ゴールデンカムイに出てくる「のらぼう」は、この野菜から取ったものです。

9月に種をまき、翌年の3~4月頃が収穫期になります。収穫まで時間がかかりますが、冬の間に株を大きく育てておくことで収穫量が増え、味も良くなります。

一番最初にトウ立ちしてきた芽は太く、甘く、最高に美味しい。栽培している人しか食べられない味なので是非チャレンジを。

(3)茎ブロッコリー

普通のブロッコリーは、1株で1回、大きなブロッコリーを収穫して終わりですが、スティック状の脇芽が次々に伸びてくる品種があります。

茎ブロッコリー、スティックセニョール、茎立ちブロッコリーなどの名称で種子が販売されています。

1株で2,3日に一回、数本のスティックが収穫できれば合格です。普通のブロッコリーよりも歯ごたえが良く、甘みもあり、茎をメインに食べるというべき野菜です。

こちらもかなり大株になるので、大きなコンテナプランターか、大鉢で育てましょう。8~9月に苗を植え付け、2カ月後、10月中旬ぐらいから収穫できます。凍り付くような寒さには弱いものの、無事に越冬できれば、2月ぐらいまで収穫することも可能です。

長期間の収穫を目指すテクニック「追肥」

紹介した作物はどれも長期間の収穫、長採りが狙えるものとなっています。ただし、どんな場合でも長取りできるわけではありません。寒さや害虫にやられてしまうこともありますが、それがなくても株が弱ってしまい、思ったように収穫ができないことがあります。

この原因のたいていは水や肥料が不足してしまったことです。

プランター栽培の場合、日頃の世話をしていれば水はほとんど問題になりませんが、肥料が不足していることは気づかない人が多いので注意ポイントです。肥料は植物の生長に絶対に必要なことは知っていても、市販の土にもきちんと混合されているため、特別に意識しない人も多いようです。

長い期間収穫するということは、作物も長い期間、肥料を必要とします。栽培の途中で肥料が切れてしまう事が起こりやすいものです。ここで、プロ農家が行っている対策に「追肥」があります。

肥料が足りなくなるなら、途中で肥料を追加してあげればよいという考えです。肥料は窒素、リン酸、カリがバランスよく含まれた化成が適しています。

追肥の時期は、最初の収穫を行った直後です。その後、収穫を続けていって採れるものが小さくなってきたと思ったら、更に2回目、3回目の追肥を行ってもOKです。

追肥の量はそこまで厳密ではありませんので、目安として、1株にスプーン大さじ2杯ほどをあげてください。肥料は土の表面にパラパラと撒いて土に埋め込むか、株の根本から少し離れたところに穴をあけて埋めます。2,3日して葉っぱの状態や、芽の育ち方、勢いが明らかに勢い良くなってきます。

追肥のポイント

・時期は収穫後

・肥料は市販の化学肥料(窒素リン酸カリのバランスの良い物)

・量は一株にスプーン1杯程度

・根元から少し離したところに埋めるか撒く

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