輸送に向き、飲食で使いやすい「玉レタス」

こんにちは、清水園芸です。

今回は食卓によくのる野菜のひとつ、レタスについて解説します。

皆さん、レタスといえば、キャベツのように丸まったものを多くの人が思い浮かべると思います。これは玉レタスと呼ばれる系統です。レタスには他にもサニーレタス、リーフレタス、ロメインレタス、チシャなど姿形や産地が違うタイプがありますが日本では玉レタスが主流といっていいと思います。

玉レタスが主流の理由

レタスは様々な料理に使われています。身の回りを見渡しても、サラダ、サンドイッチ、炒め物、付け合せなど、ありとあらゆる場面で使われます。このレタスの多くは玉レタスです。

この日本の玉レタスが日本で栽培され始めたのは明治時代以降で、大量生産され入手しやすくなったのは1980年代以降です。

レタス栽培は冷涼な気候が適していて、輸送も販売中も冷すことが望まれしく、温度が高いと痛みやすくなります。そのため流通機構に冷蔵庫を整えなければなりません。また、丸く結球して締まった形の方が、輸送中に痛み難く輸送に適しています。

この辺りのポイントも、産地から大量輸送し、スーパーで販売する時代になるにつれて有利になったと考えられます。

玉レタスはかさ増し?

一方、業務需要でも玉レタスはメリットがあります。

飲食店等でレタスはサラダだけでなく、付け合わせによく使われます。

玉レタスは、葉を剥がすと肉厚で硬く、形が崩れません。これをサラダに混ぜると、容積を増やし、見栄えがします。

悪く言えば「かさ増し」に見えてしまいます。しかし、レタスは見た目よりも軽く、歯切れも良く、シャキシャキとした食感が楽しめます。かさ増し以上に美味しいものです。

また、中食需要では、食材間のクッション材のような役目も果たしてくれるため、ノウハウとしておかずの下にレタスや千切りキャベツを入れます。特にレタスは、多少熱を加えてもシャキシャキとした食感が残るので、テイクアウトといった温かい料理を持ち帰ったり、電子レンジで温める物にぴったりなわけです。

こういうメリットもあるので、業務用途に「硬く締まった玉レタス」の需要は多いのでしょう。

食べて美味しいレタスは?

玉レタスは業務用途の都合は重要ではありますが、レタスそのものの味の話は抜け落ちている面があります。というのも、玉レタスでも輸送性や硬さ痛み辛さを前提となっています。

できるだけ美味しい品種を開発する努力はされていますがそもそも、玉レタス以外のロメインレタスやリーフレタスの方が美味しさでは上です。

スーパーでもロメインレタスやリーフレタスも見かけるので、味重視の方は玉レタス以外を購入しましょう。

農産物直売の強み

玉レタス以外のレタスを選ぶ場合、地元の農産物直売所で探すこともおすすめです。

季節により品物がない場合がありますが、農家が作った野菜を直接販売していますので、輸送性に制限されないので、スーパーより品質の良いものが手に入ります。

また、農産物ECサイトでも、個人個人に向けて丁寧に梱包輸送されるので、輸送に神経質なレタスを購入するのに向いています。

清水園芸のレタス

直売向けのレタスを2品種生産しています。どちらも玉レタスではない、非結球レタスに分類されるものです。販売可能時期についてはツイッターで発信していますので、こちらをご覧ください。

各レタスの詳細は以下の記事をご覧ください。

まとめ

玉レタスは、丸く締まった形状と、飲食店や中食需要での用途から、生産量が多いものです。見た目とはことなり、軽い触感や加熱にも強い点から、多くのメリットがあります。

一方で玉レタス以外のレタスは、味は良い特徴があります。ロメインレタスやサニーレタス以外にも様々な品種があり、マイナーな野菜の場合、農家にとっても売れなければ作れないジレンマがあります。

消費者の方の食べて美味しい、もっと欲しいという声が増えることで、今後生産量も延びていくと思います。

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