十五夜のお月見

こんにちは。あるいはおはようございます。清水園芸です。
今回は伝統文化、我が家のお月見をご紹介します。

はじめに

お月見とは、秋以降の十五夜、十三夜、十日夜の日に行われ、夜にお供え物をして月を眺める行事です。特に十五夜が中秋の名月と呼ばれ、月見と言えばこの日といった感じでしょうか。

団子以外にも、特別な料理を一緒に楽しんだり、ゆっくりお酒を楽しんだりもします。このお月見の風習は日本各地で、細かいところが違うようで、家の一軒一軒でも違いがあります。近年は、マクドナルドが月見バーガーを販売しているので、お月見のお供え物が月見バーガーになる日がくるかもしれません。

さて、冗談はほどほどにして、今回は我が家(神奈川県海老名市)の十五夜をご紹介してます。

我が家の十五夜で用意するもの

我が家で用意するものは、ススキの飾り、お供え物、お供えの料理です。これを家の中で月が見える場所に卓を用意しておきます。

卓の横にはススキを主体にした飾りを置き、お供え物はお月様っぽいもの(丸っこい、黄色い、白い)と季節の野菜、お供えの料理はお団子が有名ですが、なぜか我が家では無くてもいい事になっています。その代わり絶対に無くてはならないのは、里芋と豆腐の味噌汁です。里芋をお月さま、豆腐を雲に見立てってというと伝わっています。

そしてショウガの軸をお箸として添えます。

その他の料理を添える場合も、できるだけお月さまっぽさを意識しています。例えば、栗ごはんを備えたこともありました。栗が満月の黄色いお月さまということで。

我が家に伝わる伝統では、料理の器や、乗せるお盆も、丸いものを選んで徹底的に丸っこさを追求します。

夜になったらテーブルにお供え物と料理を並べて、お月さまが見えるのを待ちます。

中秋の名月は曇ってしまう年も結構あって、今年は月が見えるかな?、と否応なく期待感が高まる夜です。

2021年は、無事に(?)良いお月さまが見えると達成感もあり、ホッとしながら、リラックスして月を眺めます。中秋の名月と言うだけあって、見えた時には本当に綺麗なものです。

家の中だけで完結させず、家族で外に出て屋敷を一周して月夜に照らされた田畑を眺めたり、秋の空気と虫とネコの鳴き声を、風流に感じたりもします。

その他、特にする事はないのですが、お月さまの事を心の片隅に置きながら過ごす特別な一晩です。

十五夜のお月見の意味

さて、我が家の十五夜のお月見についてさらりとご紹介しました。

お供え物と料理に我が家の独自ルールが見えます。

どうしてこうなったかは謎ですが、ご先祖さまの時代からずっとお月見を行なっている結果、面白いルールができていったのかなぁと思います。例えば私のお祖父さんは里芋が大好きだったので、十五夜のお味噌汁には絶対に里芋を入れるように言っていたのかもしれません。自分も楽しめますし。

また、秋の十五夜を想定して、お供えにできる野菜を春から育てるという、長期的な取り組みもあります。

あくまでゆるく、お供え用の野菜がないといけないなぁ、じゃあカボチャでも作ろうかな、といった感じで、趣味、遊びのようなものですが、考えてみると季節と農事と行事が結びついたもので、それはそれで農家として大切にしたいものです。

十五夜の一般的な意味は、中秋の名月と呼ばれる月を眺める、日本古来からの風流な行事といったものでしょうか。
農家にとっては、夏の暑い中での作業が終わり、秋の収穫を迎える前にちょっと一休みという意味もあったのかもしれません。

このへんは遊びの要素が多い事でも分かる気がします。

ススキの飾りは秋の野原を模したものですし、お供え物、料理もお月さまにちなんだものを工夫して用意する。

一般的に特に決まりごとはなく、それぞれで自由なところがゆるい感じです。私自身がマクドナルドが好きなので、来年からは月見バーガーも加わるかもしれません。

余談:お月様が盗ったもの

清水園芸ホームコメディお月見編を紹介します。

祖父が健在だった頃のお月見です。

十五夜のお月見が終わった翌朝、お祖母さんがお供えを片付けていたとき、「お味噌汁が空になっている」「お酒が無くなっている」と言い出しました。

子供心に一体何がどうしたんだろうと思いましたが、お祖母さんは「お月さまが食べちゃったんだねぇ」と言って笑いながら片付けを終えていました。

お祖母ちゃんは「十五夜ではお月さまがお供え物をとったりするんだよ、気に入ってくれたって事だよ」と言います。
自分はびっくりです、そんな超常現象がうちの縁側で起こっていたとは・・・!

後で考えてみれば、これは里芋とお酒が大好きだったお祖父さんあたりがコッソリ平らげてしまったのだと思いますが、お月さまのせいという事にしてしまうという発想が、とても楽しく感じられた出来事でした。

その翌年、十五夜で珍しく買ってきたお団子が供えられていて、美味しそうだったので私はお団子を食べてしまいました。犯人はお月さまになるので安心してつまみ食い。完全犯罪ですね。

でも、翌日、母に家庭内の真犯人を追及され私は軽く怒られました。(なぜ?!)
完全犯罪不成立・・・。

いまだに納得がいかないが、母もお団子を食べたかっただけじゃないだろうか。

まとめ

お月見は特に決まりごとがなく、ゆるりと楽しんで良いものだと思います。それぞれ自由に工夫をして楽しむことで、若者から老人まで楽しめるイベントになりそうです。企業でもマクドナルドはこの時期に月見バーガーを出していますし、これから盛り上がる可能性を秘めています。

日本発のイベントとしてもっと盛り上がるといいなあと思っています。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください